私は小説が苦手ですので、言葉だけで、お楽しみいただけたら嬉しい限りです。



 君が好き・・・

「森〜、一緒に帰ろうぜ!」
「いいわよぉ〜♪」
「なんか・・・不気味」
「ひどいわね・・・」
「今日も、掃除手伝ってくれよな!」
「うん」
(植木・・・知ってるかな?今日が何の日か・・・)


「ふぅ〜、終わったぁ〜」
「なんか、今日いつもより汚れてなかった?」
「確かになぁ〜、何かあったか?今日・・・」
(かわいい箱とか袋・・・って事は、ここで食べて捨てていった・・・って感じね・・・)
「森?」
「何でもない・・・けど?」
「それなら・・・いいんだけど」
「・・・」
「・・・」
「植木、去年と違ってたくさん、チョコ・・もらったね」
「あぁ〜、そういえばそうだな」
「去年はもらえてなかったしね」
「だけど・・・実際は、いらないんだよな・・・これ」
「えっ?」
「いや・・・あのさ・・・」
(植木・・・もしかして好きな人が・・・)
「植木・・・」
「なんだ?」
(ええい!!!なるようになれ!思い切って聞いちゃえ!!!)
「植木」
「な・・なに?」
「植木って好きな人っているの?」
「好きな奴?」
「そう!」
「い・・・いるよ?」
「へ・・・へぇ」
「だから・・・これ、いらないんだ・・・」
(植木って一途なんだ・・・あれ?これってもしかして・・・私って事・・・ないか・・・)
「どうした?森」
「あのさ・・・私・・・」
「?」
「私・・・植木のこと・・・植木のこと・・・」
「俺のこと?」
「す・・・す・・」
「す?」
(い・・・言えないよぉ〜)
「?・・・森、俺からいっていいか?」
「なにを?」
「俺は、森が・・森のチョコが欲しかった」
「植木・・・」
「も・・・森!?」
(あ・・・いけない泣けてきちゃった・・・)
「私・・・私も」
「森・・・」
「私も好きだよ///」
『ニコッ』
「はい・・・これ」
「チョコ?」
「そうに決まってるでしょ!///」
「センキューvvv」
「ホワイトデー、楽しみにしてるよv」
「なにが、欲しい?」
「なんでも・・・いい?」
「森のためなら」
「じゃあ〜」
「?」
「・・・キス///」
「へ?」
「キスして?」
「ホワイトデーに?」
「今でもいいよv」
「じゃあ」



「その後ばかっぷる呼ばれるようになった・・・のか?」  「いいんじゃない?それでv」
「いいのか?」
「いいのv」
「そうか・・・」