「はぁー」
「どうしたんだ森?」
「どうしたじゃないわよあんたが消滅しちゃうかもしんないんだよ」
「大丈夫だって」
(残り才数8個、能力者と戦って増やすしか方法はないかぁ)
「よし、植木!能力者と戦いに行くわよ」
「おぅ」


「モバイルに反応が、近くにいるわ、気を付けて植木」
ドゴッ……ガスッ……

「なんか弱かったね」
「おう」
「じゃあさっそく手に入った才はっと……!!!!!きゃああああぁぁぁぁ」
(モバイル投げ)
「おい森、落ち着け」
「近寄るなぁ、変体植木」森は急いで家へ向かう
(まったくなんだっていうんだよ…えーと新しく手に入ったのは……セッ〇スの才……だから逃げたのか)

次の朝
「おーい森ー」
「あっおはよう植木」
(いつでも逃げられる準備をする)
「森、別に襲うわけじゃないし逃げることないだろ?大体朝の登校中にさ」
「それもそうよね」


日が経つごとに植木を拒絶しなくなっていき今は植木の部屋に二人きりである


「だーかーらーもう何度教えれば気が済むのよ」
「だってなかなか覚えねぇんだからしょうがねぇじゃん」
「ホント勉強の才なんか失わないでよねー」
「すまん」


といつものように勉強を教えてもらっていたのだが今日は疲れていたためなのか森は机に突っ伏して寝てしまった


「森、ここってどーやんの?」
「…………」
「森?」
(あっ寝てんのかぁ、うわっマジ可愛い)


植木がこの後したことはまた別の話