「えーこれからゲームを始めるで!」
「おー!」
何事かと思うと植木チームの5人が植木の家で王様ゲームを
始めようとしていただけだった。
佐野がテキトーに数字の書いた割り箸を配ってる時に
「ぶっちゃけ誰が王様だ?」
とヒデヨシが聞いた。
「あーわいや」
佐野が自分を指差す。
「えぇ!?佐野!?変なの言いそう!」←(佐野以外の全員の声
「ほないくでー」「無視かよ!」
皆に緊張が少しはしった。
いやな予感がする・・・と森は思った。
森の考えは的中した。
「1番が4番とキスや(≧▽≦)!」
「なななな何――――!!!」
ヒデヨシが叫んだ。
「おっどっちかがおまえか?」
「いやちがう」
「え?じゃあ鈴子か?」
「わたくしもちがいますわ」
「とゆーことは・・・」
3人は植木と森を見た。
森は顔が赤かった。
じつは森は植木が好きなのだ。だからすごく恥ずかしかった。
まってよ!好きな人とキスできんのはうれしいけど恥ずいじゃん!
森は思った。
「ん?佐野でもヒデヨシでも鈴子でもないってことはー・・」
植木はやっときづいた。
「俺と森ぃぃぃ!!???」
「おぉぉぉぉ!ぶっちゃけマジかよ!?」
「えっあいちゃんと植木君!?」
「ははははは!ほな早くしてな!」
森はますます赤くなり
「でっできるわけないじゃん!ねぇ植木!?」
「あー・・まぁな・・・」
植木も顔が赤かった。
「おいおいこれは王様ゲームやで?早く早く!」
佐野、鈴子、ヒデヨシもすこし顔が赤くなってきた。
「あー・・っだあぁぁもう!森っ!やるぞ!」
「えぇぇぇぇ!!??」←植木以外の顔が赤い4人達の声
叫んだ時森の目の前には植木の顔が近づいていた。
「ちょっ!うっ・・植木っ」
「目ぇ閉じろ森!」
ヒデヨシは顔が赤くなりながらも見ていて、
佐野と鈴子は目を手ぬぐいや手で隠してたがやっぱり見てしまう。
「まっ・・まじでするんかい!?」
「んっ?やんなくてもいいのか!?」
「いっいやだめや!」
「やっぱな。森っさっさと終わらせるぞっ・・・」
その時森が植木にしか聞こえないように植木の耳に
近づいて言った。
「あっ・・あのねっじつは私植木が好きなんだ・・」
「えっ・・?何急に・・」
そのとき森から植木にキスした。
「!!!」佐野、ヒデヨシはびっくり、鈴子はすわったまま倒れた。
「ホッ・・・ホンマにしたぁ!!」
「んっ・・!んん!」(ちょっ・・!森!)
植木はやっと森から離れた。
「はーはー・・・ほい・・やったぞ」
ポカーンとする3人。森は赤くなっている。
「・・・・」
しばらく続く沈黙・・・・。
すると佐野が叫んだ。
「いっ・・・1番と4番が抱きつくっ!!!」
「ハァァァァ!!??」
植木は絶句をあげた。
「おっ・・お願いします・・」
「鈴子!?」
「おおおお俺は!・・・・見たい・・」
「ヒデヨシィ!!」
植木は森のほうを見る。
森は植木のほうを見る。
「はぁ・・・・」
頭をポリポリかいてから植木は森に近づき森の耳に
小さい声で言った。
「俺も好きだ。森がいてくれるだけでおれは幸せだ」
「!・・植木・・」
2人は抱き合った。
「おおぉぉぉぉぉぉ!!??」←叫ぶ3人の声
「もっ・・もう終わり!他のゲームやろーぜ!」
植木が言うと佐野が
「おまえ達2人は・・・もうここにいたらあかん」
「え?」
「こっから遊園地にいってデートするに変更や!」
「行ってらっしゃいませ」
「ぶっちゃけあとで感想―聞かせろよ!」
「おまえらぁぁ!?」
END