「………ん〜〜………あ…れ?」
「ん?起きたか、森?」
「…植木?……………ッ!!/////」
目を覚ました森は目の前に植木が居るのに気づき、一瞬で顔を赤くする
「あ、あたし……寝てた?」
「あぁ……俺のベッドでぐっすりとな…」
「な、なんで起こしてくれなかったのよ!/////」
赤い顔のまま怒鳴る森
「ん?だって、森の寝顔に見とれてた……かな」
「な!ば、ばか!/////」
サラリと恥ずかしいことを言われさらに赤くする
「でも、俺以外のやつの前でそんな無防備で寝てると襲われるぞ?」
「………////じゃ、じゃあ植木は襲わなかったのね?」
そう聞かれた植木はつい顔を逸らす
「ッ!!ま、ま、まさか!/////」
「だ、だいじょうぶ…キスぐらいしかしてねぇから…」
「なっ!!や、やっぱしたんじゃん!!////」
「頬に少し触れただけだから…いいだろ、べつに?」
「よくないっ!!!寝てる間にするなんて卑怯じゃん!!」
植木は森がここまで怒るとは想像してなかった
「わ、わるい、まさかそこまで嫌だったなんて知らなかったから……(汗)」
「〜〜〜〜〜/////べつ…いやじゃないけど//////」
「…………?」
「やっぱ寝てるときにやるなんて…ゆるさない!」
「………じゃ、じゃあ、なにしたら許してくれるんだ?」
「…………う〜ん…」
しばらく考え込む森
無理難題を言われるかもしれないと不安になる植木
そのまましばらく時間が経つ
そして、森は何かを決心したような顔をして植木と向き合う
「ねぇ植木?さっきは頬にしたんだよね?」
「え?……ま、まあそうだけど…?」
「じゃあ…………ホントのやつ……してくれる?」
「…………え?」
よく意味がわからないという顔をする植木
「だから………ここにして…ってこと…/////」
と、森は自分の唇を指差す
「……………な!!//////」
ここでやっと森がとんでもないことを言ってることに気づいた
「…ダメ……かな?」
……と、トドメの一言
「……そんなわけないだろ…」
そう言って植木も森と向かい合う
そして、しばらく見つめ合って…互いの顔を近づけ
そっと唇を重ねた
「「……………//////」」
それから、二人はその後もどちらからという訳でもなく、離れては、重ねて
…をしばらく続けていった
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それから数時間して植木がふと時計を見るとすでに八時をまわっている
「森…そろそろ帰らないといけないんじゃないのか?」
「え………あ、う、うん…」
森も時計を見て少し悲しそうな顔をする
二人とももう少し一緒にいたいと思うのだが時間は止まらない…
仕方なく森は帰る支度をして玄関のドアを開けた
ザァー ザァー ザァー
「「…………え?」」
……大雨
全然気づかなかった二人は呆然と見る
そしてしばらくして植木が……
「泊まって行くか?」
「………な!!///////」
先ほど自分が言った言葉以上の衝撃的な言葉にまた顔を真っ赤にする
「じょ、冗談に決まってるだろ……(汗)」
本気に思われたと思い撤回する植木だが……
「…………いいの……泊まっていっても…?」
「……え!だ、だから冗談だって…」
「いいの、ダメなの、どっちなのよ!!」
赤い顔して迫ってくる森
「べ、べつにいいけど……」
「…………じゃ、じゃあ、そうする/////」
そう言って森はまた中に戻って行った
植木はしばらくその場に呆然としてたがすぐに森の後を追った…
その後の話はまた別の機会で…////