嵐の前の静けさ
今日は雨。
植木が家に行くと言っていたが、時間はある。
それにこんな天気じゃ植木も来れないだろうと思った森は
久しぶりに部屋の掃除でもしようかと思い、片付け始めた。
「あ、懐かしいなぁ〜・・・って一年前のだけど。」
片付けを始めて30分。森の手を止めたのは中1の時のアルバムであった。
「あ、植木だ。やっぱりいつも通りヤル気無しね。」
アルバムを前に一人くすくす笑っていた森の笑い声を止めたのは自分のクラスだった1−Cの文化祭での出し物の写真であった。
普通、初めての文化祭は楽しい行事の筈なのに森にとってこの日は最悪でもあり幸せな日でもあった。
森たちのクラスの出し物は演劇、「ロミオとジュリエット」であった。
クラスの皆が森と植木の為に仕組んだのだ。
だが、さすがに役は仕組めなかったため運任せだが、この二人は席替えでも隣に。班も一緒に。そして文化祭の仕事までも一緒になるほどの強運同士だった為、クラスの皆はあまり心配はしていなかった。
そして、あみだくじで役が決まった。
なんと森はジュリエットに!
その瞬間、クラスの九割以上が小さくガッツポーズをした。
そして、ロミオ役は、なんと植木!・・・・・ではなく、森の後ろの席の吉長と言う男子になってしまった!!
しかも植木は裏方(AD)になってしまったのだ。
皆がため息をついて、ガッカリしているが、吉長だけは嬉しそうだった。
なんと吉長は森に片思いしているのである。
密かにニコニコしている吉長の方を森が突如振り向き
「吉長君よろしくね。台詞いっぱいで大変だけど一緒に頑張ろうね!」
「あっ・・・うん。よろしく森さん。」
そう微笑み、森は横の植木を起こしにかかった。
(・・・・・俺はやっぱり、森さんが好きだっ・・・)
そんな森に吉長はさらに森が好きだという事を確信した。
(ん〜なんだろこの感じ。森と吉長が少し話しただけなのに・・・なんか・・・)
そして植木は自分の分からない心に戸惑いながら森に笑顔を向けていた。
「もう、何笑ってんの植木?コバセンの話しが終わったら一緒に帰ろっ!!」
「おうっ」
そんな何気ない植木と森の会話に吉長は、森の新たな一面を見たような気がした。 ● To
be continue on the next
. ●
――――――――――――――――
あとがき(のようなもの)
お久しぶりです!宿です。(・ω・)/~
はぁ〜とうとう使っちゃったよ。(オリキャラ)
あ、一様設定を説明しますっ!まだ森ちゃんと植木は付き合う前です。[うちの妄想←× 想像では(いや、妄想か)植木と森ちゃんは付き合ってます。(笑)]そして、もう付き合ってもおかしくない!と思っているクラスの皆さんの中心はうちです!!(嘘です。ごめんなさい)で、そんなクラスの皆さんにめげず森ちゃんloveなのが吉長君です。そして、そして、ジュリエットが森ちゃん。ロミオが吉長君。裏方が・・・植木っ!!(スマン植木)そして次回!!吉長に森を取られるような気がして・・・なんと植木が森ちゃんに八つ当たり!!!??と言うわけです。(何次回ネタばらしてんだよ)
しかもこんな小説が続きます。(けっこう)あ〜ごめんなさいごめんなさい・・・許してください〜〜〜
つか、To
be continue on the next
.で合ってるんでしょうか・・・間違ってたらごめんなさいjj(汗)その前にこんなヘタレ小説でごめんなさい。(あぁぁああ‖‖‖ズーン)
では、次回作期待を粉々にしてしまうのでしない方がいいですよ^^(誰も期待して無いから大丈夫だよ自分)…長々話してしまって申し訳ないです。こんな長いあとがきにお付き合い有難う御座いました!
では、お目汚し失礼しました!!